2006年7月
ゲコとアオトカゲ

ゲコとはミクロネシア一帯なのか、世界中で呼ばれているのか分からないのだけど、よく見るとかわいい目をしているヤモリのことです。
部屋の中はもちろん、いろんなところに出没して走っている車のフロントガラスにくっついてドライヴしたり、ホビーキャットで一緒にセーリングすることもあります。
パラオではホテルでも部屋の天井にゲコが這っていることがよくあり、初めての人は慌てて係りの人を呼ぶこともあるみたいです。

蚊や小さな虫を食べるので、よく壁や窓ガラスに張り付いていて、かわいい動きをするのでペットのようになっています。
何ヶ月かに一度子供が孵るようで、1〜2cmくらいになったのが床をチョコチョコと這い回っているときがあるのですが、用心していないと踏みつけてしまいます。

一度、嫌な感触と共に足を除けるとピクピクしていて、これはもしかしたら復活するかなと思っていたのだけど、何日か後にミイラになっているのが発見されました
床で見つける度に「ゲコならゲコらしく壁か天井を這え」と言っています。

特に爬虫類が好きなわけでもないだけど、やはりペットのような緑色のトカゲがいます。
最近引越ししてきたアパートはピンク色していて、通りかかった観光客がよく、声は聞こえないのだけど指をさして何か言いながら写真を撮って行きます。

回りの通路の手すりもピンクで植木のブーゲンビリアが並んでいて、ピンクの手すりの上をきれいな緑色のトカゲが奇妙な動きをして楽しませてくれています。
数歩走ると立ち止まって、頭を数回上下に振り、最後に喉の部分を膨らませるのですが、白かった喉が膨らませると今まで全くなかった赤に変色します。